Forbes JAPAN「未来をひらく先生」100人に選んでいただきました
6月25日発売のForbes JAPAN 2026年8月号「10代とともに未来をひらく」。その中の特集「アントレプレナーシップ教育『未来をひらく先生』100人」で、僕の取り組みを紹介していただきました。自己紹介のような小さな記事ですが、自分がコツコツやってきたことに目を向けてもらえる機会をいただけて、本当にありがたいなと思っています。
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「学校と社会の間にある境界」をなくしたくて
記事にも少し書かせてもらったのですが、僕はずっと、学校と社会の間に「見えない境界」のようなものがあることに違和感を感じてきました。「学校の先生と話したいんだけど、どこに行けば話せるの?」「先生に相談したいけど、どこに行けばいいの?」――そんな声をよく聞くんですよね。所属や立場を問わず話を聞いて、思い込みに左右されずに、一つひとつの事例を丁寧に届けていく。そんな活動を「いける先生(会いに行けるセンセイ)」と称して、かれこれ5年ほど続けてきました。
派手な処方箋ではなく、日々の小さな発見を積み重ねる
僕の活動は、正直なところパッと見でわかりにくいものだと思います。「これをやれば授業がうまくいきます」「こう考えればいい先生になれます」みたいな、即効性のあるノウハウではありません。やっているのは、日々の小さな気づきを大切にして、目の前の困りごとを一つずつ解消していくこと。表面にはなかなか出てこないけれど、地中の中でちょっとずつ動いていく。そうやってゆっくり見方が変わっていけばいいな、と思いながら続けています。
先生は「社会との接点」が一番多い仕事
学校の先生って、実は社会との接点が最も多い職業の一つで、小さくても即時の影響を与えられる存在だと思っているんです。キラキラした部分だけじゃなくて、見えない努力をしている先生もいるし、まだ気づかれていない不条理もある。それを先生だけで抱え込むんじゃなくて、社会の人たちと一緒に解決していく。そんな小さな取り組みを、身の回りからポツポツとやっていけたらいいなと思っています。「先生たちはもう少し緩んでいい」「自分にできることを大切にしていい」――そんなメッセージを、学校現場の中から発信していけたらと。
非線形なキャリアが、今の視点をつくった
こうした視点の原点は、これまでのキャリアにあると思っています。非常勤講師から始まって、学校教員になり、企業でも働かせてもらった。順風満帆なルートではなく、サバイバルな道に飛び込んで、あれこれ試しながら進んできました。そして移住して環境が変わると、教育の見え方もまた大きく変わったんですよね。そうやって複数の視点を持てたこと自体が、今の自分にとってとても大事な財産になっています。
高知から唯一の掲載、地方だからこその土壌
ありがたいことに、今回は高知県からは僕一人の掲載ということもあって、県内の教育関係者の方々から「載ってましたよ」と声をかけていただきました。地方だからこそ、学校と社会が連動して「楽しいこと」をやれる土壌があると、あらためて感じています。つながりに地域が乗っかって、社会とつながっていく――そんな環境が、特に地方にはあるんじゃないかなと。
まとめ:100人の事例を「いいニュース」として
今回の特集には、100人もの先生の事例が載っています。ぜひ「悪いニュース」ではなく「いいニュース」として受け取ってもらえたら嬉しいです。「こんな面白い先生がいるんだ」「こんな活動をしている人もいるんだ」と気づいてもらえることが、何よりいいなと思っていて。そして、もしあなたの身近な学校や自治体に面白い先生がいたら、ぜひ声をかけてつながってみてください。お手元にForbes JAPAN 2026年8月号がある方は、のぞいてみてもらえたら嬉しいです。
